被災地支援活動
被災地支援活動
被災地支援活動

2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。
私たちが、現地で何かお手伝いができないかとずっと考えていました。
そして4月から石巻市へ高齢者のニーズ調査のため入りました。

 当時は被災して40日後で、幹線道路はほぼ通れる状況でしたが、瓦礫が道両端につまれていました。大型スーパーは私たちが滞在中に開店再開したところでした。
物は弁当なども含めてほぼ並んでいました。でも、このスーパーに買い物に来れる家族や車などがある人や金銭的にも余裕がある方々はいち早く「復興」に歩み始めていることを感じました。
でも、避難所では、160名を超える方々がおられてすごされていました。

 私たちは8か所の避難所を訪問し80名くらいの方々と面接を行いました。面接そのものを拒否された方もおられましたが、多くは色々な思いを聞かせてくださいました。

 現地でも様々な団体の方が避難所に入り、活動をされていました。
その活動の中で私たちがすべきことを考えました。

  1. 私たちが被災地で見たり聞いたりした事実を京都市北区へ持ち帰り、伝えていくこと。
  2. 私たちができる支援は何かを常に考え、私たちができる支援を続けていくこと。
  3. 北区で被災地から学び、北区ですべきことを法人・事業所内外で考え取り組んでいくこと。

1、3について

京都に戻り地域包括支援センターや主な事業所を訪問し、パソコンなどを使い報告を行いました。
そして北区の仲間に呼びかけ、報告と私たちができることを問題提起できる継続的な連携をはかる組織をつくろうとなりました。(きたくのわ をその後結成)
北区の事業所連絡会でも時間をいただき、研修会を8月そして3月と開催してきました。
(毎年3月には考える機会をつくろうと話されています)

2について

北区を中心に「必要な支援物資を送ろう」と 京都福祉サービス協会北事務所の全面的な支援と協力のもと、これまで8回物資を石巻の支援者や地域包括の方々を通して送り続けてきました。
全8回でダンボール280箱、運送費として約80万円の協力をいただきました。
本年9月14日~17日北区の仲間と石巻市を訪問。物資の窓口となるOさん、Iさんや仮設住宅に住むYさん夫妻、地域包括支援センターなどを訪問し、交流と現状などを話し合いをしてきました。
仮設住宅では孤独をされている状況がある反面、組織化された仮設住宅は様々な努力と支援も入り、次の住宅までの生活に向き合っておられました。
一方、自宅で生活されている方々も仕事がないなど厳しい環境は改善しておらず、逆に物資が届かず、厳しい生活を強いられている方もおられます。
「復興」の道程の厳しさを痛感して北区へもどりました。
第9回被災地支援活動 11月16日梱包、送りました。
17箱段ボール梱包して送りました。

現地の方から連絡をいただき2日間であっという間になくなり、みんな本当に大喜びされていましたとのこと。「次回はいつですか?」と問い合わせも来ているとのことです。引き続きできることを考えながら進めていきたいと思います。2013年3月7日に第10回の被災地支援で物資を送ります。冬物・春物など送りますのでお力添えお願いいたします。

被災地へ平成25年3月9日送りました。11箱と京都の物産などを石巻市の4か所の方々へ送りました。募金は今回52,192円集まりました。みなさんの思いをしっかり現地の方々へ送り伝えます。本当にご協力ありがとうございました。今後も私たちができることを長く細く取り組んでいきます。よろしくお願いいたします。(今井)

※7月10日第11弾 15箱を現地の包括支援センターや住民の方々へ送りました。また募金も64000円集まりました。今までの募金は、現地で頑張る私たちの活動の趣旨を活かして下さる団体へ募金することを検討しています。ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。避難所第11弾201307報告とお礼 blockquote>

      ※9月14日宮城県石巻市へ1年ぶりに訪問しました。

      解体される石巻市民病院跡地 

現地では復興住宅は第一弾は数

の予定で10月に抽選会が開催されるようです。仮設住宅に入居してすでに2年が経過。復興住宅に入れるのはいつのことやら。復興には程遠いことを痛感しました。お金のある方とそうでない人の格差は益々広がっているようです。現実をみてまだまだ道のりの険しさとともに私たちが寄り添うことの大切さを痛感した日となりました。今まで活動した中で、得た募金の一部を石巻市で活動するNPO団体への募金を検討しています。また決まりましたらご報告します。(11/4)

※【広島・福知山市への支援活動】2014年9月急遽、福知山・広島への募金等の呼びかけを地域・介護事業所等に行い、9月10日現在、約10万円の募金を頂きました。このお金は現地で頑張る社会福祉協議会に届けていきます。また日用生活品も頂きました。現在、広島や福知山では募集されていませんので東日本震災でつながりのある石巻市地域包括支援センターに送ります。今後も引き続き継続した支援を続けていきます。ご協力いただき本当にありがとうございました。 ※【熊本地震緊急支援募金のご報告】報告書を下記掲載しました。 熊本地震への緊急支援金 報告とお礼  2016年5月7日 4月に起きた熊本地震。現地では、まだ余震が続き、不安と疲労が蓄積されていく中でも、災害後の対応に奮闘をしている被災者や支援者が様々な取組を展開しています。 今回、急なよびかけにも関わらず、多くの募金を頂きましたこと心から御礼申しあげます。皆様の思いのこもった募金(支援金)を現地の支援に奮闘する方々に届けていただきたく、京都府社会福祉協議会内「京都府災害ボランティアセンター」に5月9日手渡しを行います。集まった募金は熊本県社会福祉協議会から被災された地域で活動する市町村社協に届けられます。今後も必要な募金等、私たちができる必要な支援活動を継続させていきたいと考えております。皆さまのお力添えを引き続きよろしくお願い申し上げます。以下ご報告申し上げます。 ※募金金額 236,387円 ・切手等はお金に交換し、募金させていただきました。  団体名は、京都市 北区の介護職員有志等 としました。  *今回、北区の法人・介護事業所・職員はもちろん、社会福祉士の有志、税理士事務所や事業所等幅広い御協力を頂きました。本当にありがとうございました。(紙面の関係上、個別名を省略します。ご了解願います。) なお、京都府ではDWAT(災害派遣福祉チーム)が立ち上がり、第一陣が5月中旬熊本県益城町へ派遣される予定です。  現地の様子もまたご報告させていただく予定です。京都府のDPAT(災害派遣精神チーム)も派遣され、参加された方のご報告では、余震といつ倒壊するかわからない建物等で住民の不安は強く、長い支援が不可欠であるとありました。引き続き皆様のご協力をお願いいたします。       (呼びかけ人一同:古川・吉田・村上・坂本・中尾・水谷・今井)               文責:京都福祉ネット 今井(494-2525)

【千葉県での台風15号被害への募金活動】

2019年9月に起きた台風15号での被害。今回も北区を中心に募金の呼びかけをしています。皆さんの思いを是非ご協力よろしくお願いいたします。

 集まった募金は千葉県内の社会福祉協議会等へ送金する予定です。(今)

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