京都新聞2月14日夕刊によると、京丹後市の特別養護老人ホームで入所している98歳の女性が顔の骨を折るなどの暴行を施設職員から暴行を受けた模様。警察は暴行したとされる職員(23歳男性)を逮捕しました。施設から警察に通報されたとのこと。
新聞報道によると、2月11日午後2時ころ、職員が98歳の女性の入浴介助をしていた際、女性からつねられたので腹がたったので、女性の顔を手で殴りました。女性は、左上あごや頬骨の骨折を負い、全治1か月の重傷を負わせた容疑です。容疑を職員は認めているようです。
この報道が事実とすれば、暴行等虐待は絶対許されません。被害を受けた女性にお見舞い申し上げるとともに一日も早い回復を心から祈願いたします。
同時になぜ、このような状況が起きたのかはこれから捜査されると思われますが、刑事上の対応だけではなく、施設の管理や日ごろの取り組みを見直す機会となることを期待したいです。この職員が利用者を叩く行為は絶対に許されるものではありません。一方で、職員を取り巻く状況として、介護対応に負担感がなかったか、利用者への対応において施設としての対応方針がどうであったのか。また、職員が相談できる仕組みなどががあったのか・・・等々。高齢者施設での虐待の場合、虐待者の個々の問題や課題は当然ありますが、虐待が起こる背景要因として、施設にも様々な課題があることも常に指摘がされる状況があります。すなわち、介護職員だけが一方的に責められるのではなく、施設全体で考える課題等がなかったのか・・・。
今回の事案ですべての事実とともに発生した要因が明確になるには、まだ時間を要すると思いますが、人材不足と言われている厳しい状況にある介護業界。この現場で奮闘する多くの職員が今後もやりがいを持ち、よりよい施設をつくるために奮闘していることにも目を向けて、取り組みが強化されることを心から期待し、今後の動きを注視していきたいです。


