衝撃的な報道がありました。(京都新聞本年1月22日夕刊)
警察庁が今月22日に発表した「自殺統計(速報値)」によると、2020年の自殺者が2万919人にのぼり、2019年比で750人増加(対前年比3.7%増加)したことがわかりました。2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大で社会環境が大きく変化を余儀なくされた一年でしたが、自殺においても影響した可能性があります。
男女比では、男性は11年連続で減少をしていますが、女性においては増加に転じて、過去5年間で最多の数となりました。あわせて、小中高生においては、1980年以降では最多になり、コロナ感染拡大の影響が心配されます。
自殺者数の測定値の詳細を見ると・・男性1万3943人、(昨年比135人減少)、女性6976人(昨年比885人)でした。人口10万人あたりの自殺数では、男性が22.7人、女性が10.8人となり女性の増加が著しい状況です。
児童においても、小学生13人、中学生120人、高校生307人の計440人となり、過去最高を記録した1986年の401人を超えています。特に女子高校生が50人と著しいのが特徴です。
都道府県別での増加数では、神奈川県169人、東京都130人、愛知県111人、埼玉県71人となり、京都府は32人でした。
月別では、緊急事態宣言が出されていた4月5月は減少でしたが、7月から一転増加に転じ、2199人(660人増加)と年間においても最も増加した10月は芸能人の自殺の影響もあり大きな増加したと警察庁はみています。
現在、第3波として京都府も含めて再び、緊急事態宣言が発令されていますが、自殺者の増加が増えないことを強くのぞみます。女性は、もともとパートなど男性に比べて非正規雇用も多いことによる雇用不安や不安定な収入状況、家庭内での負担増加やコロナ感染拡大による生活様式の変化等、様々な影響をうけている可能性も指摘されています。小中高生においても、休み明け後の学校生活にストレスを感じ、学業、友人関係など様々な影響を受けた可能性もありえます。
今後、国や行政等においては、自殺が多いとされる中年男性への対策とともに、女性や小中高生等も含めた自殺予防の対策の強化が強く求められます。
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無駄な命はありません。みんなで、大切な命を守りましょう。(今)


