農林水産省は「平成29年度食料自給率・食料自給力指標について」を公表しました。平成29年度の日本の食料自給率は、カロリーベース(熱量換算)で38%であったことがわかりました。すなわち、食料の60%以上を海外に依存しているとのこと。
世界的に見てみると、気候変動や人口の増大などにより、世界的に規模での食料不足もささやかれている中、安定した食料自給の向上は必要ではないでしょうか。
日本は1965年ころには、食料自給率(カロリーベース)は73%でした。海外に目を向けるとアメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%、とされ、先進国では日本の38%は最低だとのこと。現在、日本は2025年度までには45%にするとしています。
品目別のカロリー自給率では、米96%、小麦14%、大豆28%、果実34%とされ、輸入に依存していることがわかります。自給率の低下の主要原因は、基幹的農業従事者は2010年の163万人から、2017年に120万人の大幅に減少しています。農地の減少も顕著で、2010年459万ヘクタールが2017年に444万ヘクタールへと減少をしています。欧州やアメリカは食料確保に対して価格保障や所得補償制度の充実を図り戦略的に取り組んでいるとのこと。日本の自給率の向上について私たち自身の問題として考えたいと思いました。(今)


