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個別記事: 2015年09月20日

特養「さんらく苑」にて入所者の首を絞め、介護職員逮捕

新聞報道等によると、19日、大阪市住吉区の特別養護老人ホーム「さんらく苑」に入所をしている高齢者女性の首を絞めたと住吉警察署に通報がありました。

首を絞められた女性は病院に搬送されましたが、生命には別状はないとのことです。

新聞報道によると、介護職員(23)は、高齢者職員の首を絞めたあと、すぐにナースコールを鳴らし他の職員が駆けつけた際、高齢者女性の顔色が悪くて意識がもうろうとしていたとのことです。そして、すぐに救急車を要請したようです。首を絞めたとされる介護職員は「日々の介護に疲れていた。日々の苦しみを誰かに気づいて欲しかった」と容疑を認めているとのこと。

真相は、これから解明されるでしょうが、私たちがここで考えておきたいこと。それは、大前提として、介護職員が利用者の生命・安全を守ることは当然の責務です。首を絞めるなどの行為は絶対にあってはいけません。高齢者虐待と言えます。

しかし、このように追い込まれる職員がこのような事態になるまでに何か止めたり、改善できることがなかったのかどうか。日々の職場での介護について相談したり、話し合える場があったのかどうか等、ここから学んでおくべき課題は多くあるようです。この間、一般的には、施設が介護職員を募集してもなかなか思うように応募がないとの現状があります。また、施設職員を正職員ではなく、嘱託や委託などの非正規職員での採用が多く、給与面や労働条件では、正職員と比較してもかなり厳しい現実があります。今回の事件が、何故引き起こされたかの詳細は不明ではありますが、二度と同じ事態が起こらないよう介護関係の施設はもちろん、関係者がしっかり議論と足元を見直す機会としたいものです。

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