先日の新聞報道で、表記の見出しが出ていました。
公立小学中学の通常学級に注意欠陥多動性障害(ADHD)など発達障害のある児童生徒が6.5%在籍していると推定されています。(文部科学省調査)40人学級では1クラスに2~3人の割合になるとのこと。発達障害の可能性があっても学校が特に支援を受けていない児童生徒は約4割にのぼるとのことは衝撃的でした。
私が知っている学校でもADHDの児童の扱いに担任が苦慮されている現場を見聞きしたことがあります。今、学校でも先生の数が減少し、親からの苦情対応や教師集団の困難性などに振り回されて、現場の教員は心身ともに疲労しているようです。非常に危惧するのは教員が「バーンアウト」(燃え尽き症候群)することです。精神科に受診している人も多いのが現状です。
教員や公務員などが攻撃の的になりやすいのは、それだけ求められていることが大きく多いことからだとは思いますが、必要なことは「正しい知識を身につけて、専門家として冷静に暖かい心で仕事に専念できる環境」をつくりあげることが不可欠だろうと思います。
発達障害を一部の問題と考えていては間違えた対応になりかねません。
ADHDなど発達障害の正しい理解と、地域や集団などで支えていく仕組みや制度を確立させていくことが求められているのだと感じます。子どもは宝です。そして未来ある子どもを学校だけにまかせず、一緒に考え支える仕組みを作ることが大切だと思います。児童虐待の芽をとれる地域の仕組みや支えを考えていきたいです。


