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個別記事: 2024年01月14日

能登半島震災への初動期支援に参加して 

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

そして1月1日に起きた能登半島地震。まずは、200名を超える方々が死亡された事実に心から哀悼の意を表します。そして今なお行方不明者がおられていることとともに被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

私は災害支援福祉チーム(DWAT)から要請を受け、初動期支援員として1月8日から11日金沢を拠点に、県と連携して七尾市、志賀町に訪問し行政職員と協議し今後の支援の道筋をつくりました。

七尾市も志賀町も断水状態が続き復旧の見通しがない中で、本当に疲弊感が増しています。

コロナ感染症やノロウイルス、インフルエンザ等も避難所で感染するなど厳しい環境が続いています。避難所においても体育館にダンボールを敷き毛布を敷いて過ごされているところが多く、心が痛む状況でした。日々取り巻く環境は変化をしてはいますが、いつまで続くかわからない不安が避難者や現地の方々の不安。そして市町村の職員の疲弊感も増しています。

現地には様々な団体が活動されはじめ、DMAT等の方々も活躍されています。しかし、「被災者支援」として避難所等に来るけれども自分たちだけで自己完結し、現地の市町村と連携されずに過ごされる団体も多くあり、被災者もうんざりされている状況もすでに起きています。

今必要なこと。被災をされた現地の被災者やそれを支える市町村等職員が主体者。私たちは現地が今被災で力を出せない現実を受け止め、必要な支援を連携して支えていくことが大切であると思います。私たちができることを常に考え取り組んでいきましょう。

 

北区の介護関係を中心に今、募金を呼び掛けています。この募金全額を現地で支援している方々を中心にお送り続けたいと思います。ご協力ください。ご協力いただける方は、075-494-2525へご連絡ください。

 

 

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